【全巻完結】愛は惜しみなく与う①



「えっと、再会の話は好きにしてくれたらええし、泉は薬飲んでもっかい寝て。今日が一番しんどいし、しっかり睡眠とらな」


ここを乗り越えれば後は、残るのは傷の痛みだけだ


「杏…腹減った」


……はぁ


「カレーできてるし、食べれるならカレー食べてから薬にしー」


食べるんかいな。まぁいっぱい作ったけど、あんなフラフラやったし食べれへんかと


「え?なになに?カレーあるの?食べたい」


慧もキッチンにやって来た。すると朔も俺も〜と言いダイニングテーブルに座る。

え、あんたらも?


チラッと新を見たら、余ってるなら…と言った。

響もなぜか拗ねてはいたが、食ってやると上から言っている。


えっと?6人分?


足りるかな


足りるか


今晩で終わっちゃうけど…二日目のカレーさよなら…


「杏、すまない。足りるか?」

「え?あーうん。大丈夫やで。あんたは病人やし座っといて。その他4名!食べたいなら手伝い」



ビシッと言うと少し渋々だが、4人はご飯を盛ったりお箸を並べたり手伝った。


白ごはんが足りない…冷凍してあるやつ使っても少ないかも



いっか