「ちょっと、うちのメンバー傷つけないでくださる?」
「いやーね、近頃の女の子は!野蛮ったらありゃしない」
慧と朔が面白がってマダム風に言ってくる。
いや、それはほんまごもっとも。
アキラには大きめの湿布を貼ってあげた。
あたしが呑気にみんなと話してる間、泉と新は真剣な話をしていたことを、あたしは知らない
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「新?どうだ?」
「あれは宣戦布告でしょうかね」
「明らかに、杏を調べていた」
「黒蛇が、ですかね?それとも…」
「「スコーピオン」」
2人の声は重なった
「まだ分かんねぇけど、杏は、何かに大きなことに巻き込まれていると思う」
「ええ。言ったら彼女は暴走しそうなので、言わないでおきましょう」
「あぁ。それで引き続き調べてくれ」
「ええ、わかりました」
廃虚組の中でも、泉と新はおかしな事にいち早く気づく。時間稼ぎのような戦い方に違和感を覚える。
黒蛇の総長も見当たらない。
もしかすると…
そう思った時、響から電話が。



