【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

-------

外に出ていった響がなかなか帰ってこない。
おかしい

総長は戦いに参加せずただただコチラを見ている。

やからあんまり全力出したくないんやけど
そうも言ってられへんな。

何人かしゃがみ込んだりしてしまっている。1人馬鹿力の男がおる。こいつが厄介か?


「あんたの相手あたしするわ」


メンバー2人を後ろに下がらせる。こんなやつに構ってられへん!顎に思いっきり膝を入れる。

膝いった!!!

男も倒れて結果オーライ。残りはもう任せてええかな



「拓也!!あたし外行くけど、大丈夫そう?」


「任せてください!」


即答でそう返事が来たから、響を探しに外へ出る

駐輪場の方へ歩くと、その女は居た



真っ黒の髪に真っ赤なルージュ
肌は不健康にみえるくらい白く透き通っていた


その女の身体には包帯が至る所に巻いてある



地雷女やんけ



そしてその女の目線の先に、響は居た

しゃがみこみ小さくなり、震えていた




この女が、響をこんな風にした原因のやつか