【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

振り下ろされたバッドを掴み奪い取る


「誰も怪我したらあかんで!」


そう言い苦戦するメンバーのところへいち早く行き、倒していく

杏にかかれば一瞬だ


俺は…このことを早く泉に伝えなきゃならない。あいつらの目的は杏で、それで、杏がチームの為に必死に戦ってくれていることを


数人は完璧に意識がないのか、倉庫の床で伸びている

血は…でていないのに


さっきより震えがマシになり外へ向かって走る


電話をかけながら残りの黒蛇は居ないかと周りを見渡した時





あの女が目の前にいた




また、幻覚か?


いや…この匂い、この甘ったるい匂いは




ホンモノダ




「響くん?会いたかった。ずっと貴方にもう一度触れたいと思っていたの」



あぁ…やっぱり俺はダメだ
強くなんてなれない

泉に助けてもらって、喧嘩を教えてもらってから、強くなった気がしていた



でも俺は

弱い