【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


杏はいち早く俺の言ったことを理解して携帯に手を伸ばしたが、それと同時に倉庫の扉が開けられた。

10人程度しかこっちは居ない


それに俺はこんな状態で戦えるのか?


襲撃にきた黒蛇は20人程度。いけるか?でも幹部クラスが数名いる


俺はどうしてこんな時に!!!!


「響?詳しくは聞かへんけど、隙みて、外にでて、泉たちに伝えて」


なんでこんな時に冷静なんだ。そう思ってしまう。杏はとても落ち着いて、俺の状況をみてそう言った。

20人くらいならなんとかできると思う



そう言って


なんだよ。怖いもの知らずかよ。なんでそんなに周りのことを1番に考えれる?
俺なんか嫌な態度ばっかとったのに

いまは全然戦力にならないのに


なんでお前が、1番かっこよく烈火を背負ってるんだよ



「奥でやるから、隙みつけてや。怪我しなや」



お前の心配しろよ。
なんで女が武器持った男の集団に立ち向かえるんだよ。
メンバーでさえ突然のことで怯んでるのに



なんで凛としてんだよ


こんな自分が情けない