【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

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こんな大事な日に俺は参加できないなんて。かっこ悪い。

こうなったのも、今回の抗争では、黒蛇がいるからだ。始業式の黒蛇との戦いは参加した。それは、あの女が参加しないと知ってたから


でも今回は…



あの女が抗争に出てくると情報があった


思い出しただけでも身体が震えて未だに克服できない。
だって…俺には無理なんだ


元から母親に虐待されて大人の女が怖かった。外では笑い中では怒鳴る

毎日毎日叩かれていた


そんな俺も少し大きくなり抵抗できるようになった。でも…やはり母親だからか、うまく抵抗できずにいた。

そして中学生になって男らしくなって来た時、母親だと思っていた女は、俺を襲った
俺は女の所有物だと…


怖くて怖くて身体が震えたのを覚えている


親父には言えない。母親が、ただの女になった瞬間に、俺は初めて母親を殴った


でも俺の地獄はそこだけではなかった。

ようやく母親から逃れられた時に

まだ普通の中学生だった俺は、黒蛇に目をつけられた



そう、あの女に