【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


泉はきっと、お坊っちゃんや

見えへんけど


にしても暑いな
春やのに、もうクーラーが欲しいくらい今日は暑い

地球温暖化やな
暑い中、ベランダで5人並んでタバコを吸っている。
健康に悪い奴らやで。はぁ


先にシャワーに入り汗を流す。
いよいよ明日か…まぁあたしは倉庫にいるから、あれやけど。みんな怪我せんといいな


たまになんで喧嘩してるんやろって思ったことはあったけど、そこが居場所やし、それを奪われへんようにもがいてるだけ。


さっぱりしたが暑い…
1人ならTシャツパンツでウロウロできるけど、流石にな…

着替えからゴソゴソと長めの丈のTシャツを取り出す。これなら大丈夫

頭をガシガシ吹きながらリビングへ


「順番に入ってええで」


タバコ終わりの5人は仲良くテレビゲームをしていた。コントローラーは朔と響が。
残り3人はぼーっと眺めていた


新が1番に振り返る


「あ、杏さん、なんて格好してるんですか」


「え?」

新の発言により全員の視線がこちらへ向く