【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

心の中でツッコミ、見ていると

誰もが想像していなかった形で決着がついた



泉も何をしてくるか少し警戒をしていた。

そこに杏はバッと脚を振り上げる


俺たちには見えないが…




「お、お前!」




泉はパッと目を逸らした


「隙ありぃぃぃ!!!」


杏は泉の腕を掴み、後ろに回し、膝に脚を入れて倒す


その一連の流れは、まさに天才の動きだった


しかし…



「ズルイぞ!!!!」



倉庫内で笑いが起こった



いや…俺はあれを女だとは思いたくないね。
きっと正面で脚を振り上げたのはわざと。何が必殺技だよ


「だからゆうたやろ!パンツくらいで怯んだらあかんって」


キャッキャと楽しそうに杏は笑っている。
泉は最悪…と呟いていた

杏は泉が手合わせの前に、スカートなのを気にしていたのを利用したようだ。

途中までは動きが早すぎて、パンツなんて見えてても、俺らの目には見えなかった。もちろん泉にも


まぁ、目の前で脚あげられりゃ…


モロ見えだな