【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

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「杏がみんなが安心できるくらい強いってことを証明したいんだとさ」

「ほんと、気が強いというか、なんというか」

「まさかの泉が相手で喜んでましたからね」


周りのボルテージもあがってゆく。その中には泉さんが女の子を相手に手合わせするなんて…そう驚く声も多い



「杏、本気でこいよ」

「この前の怪我理由に負けたゆうたらあかんで」



そう杏は挑発する。ほんと肝が座りすぎてて見てるこっちが怖いくらいだ。


「……お前、スカートは…」


はじめ!と言う直前に泉がそうボヤいた。
うん、俺も思ってたし、誰もがそう思ってたぞ

まぁ気にしてなさそうだし、そのまま拝ませてもらおうとしてたけど、泉はズボンを履け!と怒っている


「なになにー?パンツ見えるくらいで総長がひるんでどーすんの?」


あの女…ニヤニヤと笑う。その顔は泉の事をいじって楽しむ顔
よく泉にこんなことできるよ。

その辺の女なら、あんな目の前で一対一で睨まれれば泣いて逃げる

なのに、睨むなぁ!とキャッキャ言っている