【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


「じゃ、自己紹介だね」


慧にニコリと微笑まれて、泉の隣に立つ
自己紹介?無茶振りすぎる…でも



「杏です。あたしは守ってもらう柄じゃないから、逆にあたしがみんなを守るから!よろしく」



そうや。泉が大切にするこのチーム。あたしも大切にしてあげたい

パチパチ
よろしくー!ひゅー!


「お前が守ってどーすんだよ」

「あれ、違った?だって烈火は仲間の為に戦うんやろ?ならあたしだけ守られてるのは違う」


それに



「あたしめっちゃ強いから!!!」



みんなに叫んでおいた

雄叫びが倉庫内に響き渡る。


「じゃ、余興と行きますか」


下へ降りてみんなは、壁際に寄って真ん中に空洞ができる。

そこにあたしと泉は立っている



「何が始まるんですか?」



不安な表情のみんな