【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


ピーンポーン

するとまた音がなる。
しかし泉は、インターホンから離れてフラフラとキッチンを歩く。

あ、待って?


「もしかしてまだクラクラする?寝とき」


そりゃそうや。あんな血もでてたし。多分足のせいで熱も出てくるはずや。


ボロボロなん忘れてたわ

フラフラしてる男の横にいき、脇に肩を入れて支える。

でかいから、私の身長じゃ役に立ってなさそうやけど、ないよりマシやんね。



「…すまない」


「今更やろ。あたしが家連れてきたんやし、今日くらいは面倒みるよ」


ソファーにドスンと泉は腰掛けた

えっとえっと…
解熱剤とかあったかな

引っ越したてで薬系は、まだあんまり揃ってなかった。

どないしよ


このままやと多分しんどいよな


ピーンポーン




そうや



インターホンの通話ボタンを押す


" ゴラァァ!!今すぐ開けろ!!潰すぞこの機械 "

" 朔!やめなよ、迷惑だろ? "

" 泉に怒られますよ! "

" でも!泉を助けなきゃ "


う、うるさい


でもこの人達しかいない