【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


泉の後をテクテクと着いていく。
そのあたしの後ろに、朔達もいる

開けっ放しの倉庫に入ると全員が振り向き一斉に挨拶をした。


泉は、よぉと軽くいい、すぐ側の階段を登る。

そしてすぐそこに居る全員があたしに気づく


……めっちゃ人おるやん
やば
薔薇の時よりも人は多い


「泉さん?その人は…」

「今から説明すっから、静かにさせて?」


はい!と走って行き大勢の中で何かを話している。俺たちは上と言われてついて行く。

上からみると、下に集まった人達が全員見えた。



ガヤガヤうるさかった倉庫は、シーンとする



「急なのに、集まってくれてありがとな」

はい!!!!!
熱気がすごい…


「この子は峰岸 杏。俺から烈火に入るよう誘った」


その瞬間ザワザワと声がする
それも気にせず泉は話し続ける


「こいつらにはもう話したけど、俺が守りたいと思った子なんだ。俺は…烈火の総長になって5年間、この大好きなチームのために、みんなと一緒に頑張ってきた」


こうして総長の話は始まった