【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

そんなこんなで現段階での東西南北の勢力の説明をする。

はっきり言って、北では1番だ。これは自信がある。

南は元々先輩達の代で、仲良くなり協定があるから、南とはやり合う事は無いだろう。

問題は西と東


東の事情は知ってるが、西の情報は1つもない。それが怖いところ

東西南北は今すぐに争うわけではないが、いずれその日が来るだろう


北のチームの話をしていると、杏が少し固まった。どうかしたか?

どのチームの名前で反応したから読み取れなかったが、確かにどれかのチームの名前で反応した。


目は少し大きく見開き、指先が震えていた


誤魔化されたから問い詰めれなかったが…何かあるな
少し注意深く見なければならない。


元々喧嘩には参加してほしくないんだ。いくら西でどこかのチームに入っていたとはいえ、女の子だ

それに朔と響がいう、ゴリラみたいな女ではなく、普通の華奢な女の子



俺は喧嘩をさせるために烈火にいれたんじゃない



守るため入れた。
俺が負い目を感じず守れるように、みんながしてくれた