【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


「え、あぁ大丈夫」

いくら皆んながええ奴でも、スコーピオンの事はバレたらあかん。
もし狙われでもしたら…敵わへんから。


「あと5日後に楼帝以外の3チームがぶつかる。多分それには殆ど被害なく勝てると思う。帝王は置いておいて、黒蛇は杏も気をつけてほしい」


そして今日襲ってきた4人組は黒蛇だと聞いた。
まさかな…そっちから接触してくれてたなら、あとは総長に辿り着くのは簡単かもしれへんな

姑息な手を使うか…
スコーピオンと似てるな


「杏は…出来たら戦わないで欲しいんだが」


え?まさかのあたしは不参加?


「そうですね…あんまり戦力がバレるのは避けたいので。それに…やはり女の子が喧嘩しているのを私たちは見慣れないものでして」


そうなんか
あたしバリバリやけどな?ふんふんと腕を振る

それをみて少し呆れた顔の泉

失礼やな


「危ないからってこと?」

「それもあるけど、集中できなさそう。俺たちが」特に泉が

と慧は笑った


でもこれやったら、何のためにチームに入ったかわからへんやん

守られはだけはもう嫌や