【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


「えーー?1人じゃ寂しいでしょ」

「いや、大丈夫」

お願いーと駄々をこねる慧を泉があたしから引き剥がす。ちぇっと言い拗ねてしまった


そういや…もう夜やけど帰らんのかな?みんな


思ってる事が顔に出たのか、みんな教えてくれた

慧はさっき行った通り、女の子の家を転々としてるらしい。

新は弟と父親が家にいて、父子家庭だそう。

そして驚いたのは…


「え?あんたら3人で住んでんの?」


まさかの泉と朔と響は同じ家に住んでいるらしい。まさかのシェアハウス


新しか家族構成が分からなかったが…この年齢で男3人で住んでるのは珍しいな


「そーそー。むさ苦しい家に住んでんだわ」


まぁ、なんというか、暑苦しそう
響は相変わらずあんまり目を合わせてくれへんけど、少しずつ仲良くなれたらええな


結局なんともない話をして、そして……



「あんたらほんま、家賃払わすで」



5人とも家に泊まるようだ

まぁ部屋は有り余ってるし全然ええんやけど、泊まるからには、家のことしてもらわなあかん