【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


「明日から学校こいよ」


「…わかった」


でも杏ちゃんは学校に来てくれるようだ。
ここまで見てるだけでも、放って置けなくなる気はするかな。

泉も自分の運命に抗っている。だから杏ちゃんも助けてあげたいって思ったんだろうね



それにしても、チームに所属していたといった杏ちゃん。こっちでは女の子がいるチームなんてほぼ無いに等しい。

しかし関西は、案外多かったようだ


「レディースってやつ?」

「んーん、違う。男ばっかやった。女はあたし含めて3人いたかな」


チームに3人も女の子がいるなんて、想像もつかないよ


強いチームだったの?そう聞く響に、杏ちゃんは笑って見せるだけだった



まだまだ分からないことだらけだが、心を開こうとしてくれてるから、様子を見るしか無い



新は烈火のグループLINEに明日の総会の事を書いた


烈火に女の子かー!歴史が変わるね


まだ俺たちは気づいていなかった。この先、西も巻き込んで大きな抗争が起こることを


ただ今は、新しい仲間を迎えるために