そしてハっとして言った
「今更敬語にしなくていいからね?」
杏ちゃんの発言に、誰がするか!と朔がツッコミをいれていた。
ふーーん
色々ありそうな子だな
「なんでもっかい高校生するの?卒業したんでしょ?」
記者会見方式は無視して尋ねる
すると杏ちゃんの表情は少し曇り、答えた
「去年亡くなった妹が……今年から高2やから」
「あ、ごめん」
さっきまで笑いながら答えていた杏ちゃんに、とても悲しい顔をさせてしまった。
杏ちゃんの妹さん…亡くなったんだ…
でもそれが理由で、また高校生をするという理由にはならない気がするけど…
泉にこれ以上聞くなと目で止められた
「でも学校きてねーじゃん」
響はなんでだよ、そう聞いた
「それは…新しく友達とか作る気がなかったから。大事な人できたら、離れ難いのは知ってるから…」
なんとまぁ可愛い理由
2年できっとまた関西に戻るのだろうと勝手に思ってるが、その時に離れがたくなる存在を作りたくなかったという訳



