新は朔と同じように手を杏ちゃんに近付けた。
え、この流れ続いてるの?
「そうですねぇ。あたし一人で来ました。家族は関西のままで」
「ここの家賃とかはどうしてるんですか?」
「金持ちの知り合いが援助してくれてます」
そうなんだ。親ではないんだね
この子も家庭環境が複雑そうだな〜
そして俺の番
「なんで学校に来ないんですか?」
俺の質問に杏ちゃんは驚く回答をした
「去年関西の高校を卒業したからです」
え?????
物凄いぶっこみを普通の顔で答えないで?去年卒業した?
「杏、17歳じゃねーの?」
「あたし、本当は泉と同じで今年19やで」
まぁ少し高2にしては落ち着いてるし大人っぽいなと思ったけど…
まさかの回答で驚いてしまった
「じゃあなんでまた高校に?てか高校通えるのか?」
「蓮太郎さんがいいよって言ったよ?」
あのクソ理事ーーー!
一応烈火の先輩である北蓮見の理事長は、テキトーすぎるんだ
はぁ
てことは杏ちゃんも、本来なら大学生ってことなのか



