結局杏ちゃんは烈火に入ることになった。
半ば無理矢理だったが、嫌ではないとハッキリ言った。
こんなストーレートな性格で、芯の強そうな子なのに、なぜこの手の話になると弱気なのか
きっと…過去に何かあったんだろうね
昔の俺たちと同じような顔をしているから
烈火にもよく新メンバーがはいる。それは普通のことで泉が認めたらその日から所属になる。
ただ女の子だから例外だ。
明日総会を開くらしい。みんな認めてくれるといいけど
泉の優しい顔を見て嬉しくなる
あと2年しかここに居られないと言った杏ちゃん
それは泉と同じだった
20歳になったその時…
泉は親父さんの仕事を継ぐことになっている。
泉はその運命を受け入れては居ないが…
「おい!杏!言える範囲のことだけ話せ」
朔はベッドから杏ちゃんを引きずり出す。ほんと手荒だなぁ
「いった!アホ、落ちるやろ」
杏ちゃんは朔の頭を引っ叩く…
どっちもどっちか
泉は苦笑い



