泣き疲れて寝てしまった
また見たくもない夢をみた
でも涙で濡れてないのは、泉が涙を拭ってくれたからだ
朔の笑い声で目が覚めた
あひゃひゃひゃひゃって言う変な笑い方で
目を覚ますとまず、お弁当の臭いが凄くて、寝起きのあたしには嫌な臭いだった。
なんで人の寝室で弁当食っとんねん、こいつら
「ほんと、命知らずだな、この女!烈火の総長にそんなこと言う奴いねーよ!ハハハ」
そんなことが聞こえてしまい、まだ寝ているフリをした。
なんでだろう。少し聞いていたかったのかもしれない。
そして話は自意識過剰でなければ、あたしの話だ
「で、泉はどうしたいんだ?側に置いて守りたいか?」
そう聞く朔
あたしは聞きたいような聞きたくないような変な感覚に陥る。別に突き放されてもいいはずなのに、泉にされると思うと辛い
そして言った
「杏を1人にさせたくないし、守りたい」
そう言い切った
目が熱いよ…せっかく拭ってくれたのに…台無しや



