ならその期限までの2年俺に預けろ
この2年で消えたくないって喚かせてやる
この2年で杏の居場所をつくってやる
期限なんて関係ないって言わせてやる
だから、俺の手を取れよ
そう言った泉は自信満々のカッコいい顔をしていた。
そんな綺麗な目でみんといて
拒めなくなるから
覚えてるのはそう言った泉のことと
泣きすぎて過呼吸みたいになったこと
そしてその後あたしは
寝た
え、このタイミングで?って思うやろ?
あたしも思った
どうして泉があたしにそこまでしてくれるのか
あ、なんでキスしたん?
それも気になる
また起きたら聞かな
あたしの右手は泉の手を握っていた
こんなややこしい女、拾わんほうがええのに
最初に拾ったん、あたしか
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