「……俺はアホでもボケでもカスでもない」
「わかっとるわ!真面目に返すな」
脇腹に一発いれる
「いって」
そう言う泉の腕の力は緩まない
離してよ
仲間や友達…もういらんねん
あたしはもう充分与えてもらったから
もういらん
お腹いっぱいや
「あたしな、嘘ついてる。いっぱい。大事な友達にも嘘ついて、サイテーやねん。自分の事しか考えられへんねん」
あんなに大事やった、薔薇のみんなにも嘘をついて、志木にも嘘をついて…
「じゃあ、自分にも嘘ついてんのか?」
そう…自分の本当の心にも嘘をついている
だってそうせな
「嘘つかな、もう自分のこと保てへんねん」
少しでも本音を言うと
今みたいに涙が止まらへんくなるから。暖かい場所が恋しくなるから。この腕を振りほどけへんから
あたし今どんな顔してる?
ぐいっと引き剥がされて泉と目が合う
「ぶさいく」
そう言って泉は微笑んだ。その瞳は涙でうるんでいた
その泉の顔が、あたしの視界にいっぱいになった
「わかっとるわ!真面目に返すな」
脇腹に一発いれる
「いって」
そう言う泉の腕の力は緩まない
離してよ
仲間や友達…もういらんねん
あたしはもう充分与えてもらったから
もういらん
お腹いっぱいや
「あたしな、嘘ついてる。いっぱい。大事な友達にも嘘ついて、サイテーやねん。自分の事しか考えられへんねん」
あんなに大事やった、薔薇のみんなにも嘘をついて、志木にも嘘をついて…
「じゃあ、自分にも嘘ついてんのか?」
そう…自分の本当の心にも嘘をついている
だってそうせな
「嘘つかな、もう自分のこと保てへんねん」
少しでも本音を言うと
今みたいに涙が止まらへんくなるから。暖かい場所が恋しくなるから。この腕を振りほどけへんから
あたし今どんな顔してる?
ぐいっと引き剥がされて泉と目が合う
「ぶさいく」
そう言って泉は微笑んだ。その瞳は涙でうるんでいた
その泉の顔が、あたしの視界にいっぱいになった



