【全巻完結】愛は惜しみなく与う①


え、どうゆう状況?


「喧嘩ができたら、守ったらダメなのか?心配するのも迷惑か?」


「い、ずみ?」


身体を離そうとするが、泉がそうはさせてくれない。


「守ってもらわなくても大丈夫って言うなら、もっとまともな顔しろよ。もっと大丈夫って顔しろよ!!!」


………
大丈夫って…言い聞かせなきゃ…


むかつく

まだ出会って二回目やで。


「大丈夫って言い聞かせて何が悪いねん!もうあたしには時間がないねん。そんな中で、人からの優しさなんていらん。もう何も欲しくない!!!

大丈夫ちゃうわ!!!ボケ!!離せ」


「離さねーよ」

「離せゆうとるやろ!」


なんでなん
あたしなんで泣いてんの
意味わからん

泣かへんって決めたやん

何回も言い聞かせたやん


なんでこの一回の言葉で…崩されなあかんねん



「俺のこと突き放したいなら、本気でやれ。泣き止んで、本気で拒絶しろ。そうしたら諦めるから」


はー?意味わからん意味わからん。
泣いてへん
泣いてなんか…


「アホボケカス!勝手に一人で話すすめんな!」