そんな世界から俺を連れ出してくれたのが現希空総長、秋里大和。 大和の家は代々大きい学園の理事長をやっている家だったから、元々知り合いだった。 秋里家は特殊な伝統があって、どこかの暴走族で幹部以上になれなかったら理事長を継げない。 だから大和は希空に入っていた。 なんとなく家出した俺を最初に見つけたのが大和で。 そのまま俺は希空に入って希空の倉庫で寝泊まりしている。 多分大和が俺の親とかに居場所は知らせているだろうから、家出少年とは厳密には呼べないのかもしれないが。