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OASISの本部へと向かう車の中。
「ねえ車の中暑くなーい?真夏みたいな暑さなんだけど大丈夫そー?」
「大也さんがカイロ持ってるのが悪いんですよ、そんな事より早くバナナ食べちゃって下さい」
後部座席でわちゃわちゃと需要のないやり取りをしている緊張感のない2人をバックミラーで眺めながら、僕ー吉良 湊ーはふっと笑みを漏らした。
mirageの中でも最年少にあたる航海の面倒をずっと見てきたのが大也だからか、あの2人の作り上げた絆は誰よりも深い。
「大也、暖房少し弱めるから早くバナナ食べちゃってね。そんな事より銀河、OASISのハッキングは進んでる?」
信号が赤になったタイミングでそう尋ねると、
「…おう、OASISの全ての監視カメラは俺がハッキングした。武器貯蔵庫のパスワード解析も、このまま行くとあと20分で終わりそうだ」
助手席から、頼りがいのある言葉が返ってきた。
「流石天才ハッカー、頼もしいよ」
OASISの本部へと向かう車の中。
「ねえ車の中暑くなーい?真夏みたいな暑さなんだけど大丈夫そー?」
「大也さんがカイロ持ってるのが悪いんですよ、そんな事より早くバナナ食べちゃって下さい」
後部座席でわちゃわちゃと需要のないやり取りをしている緊張感のない2人をバックミラーで眺めながら、僕ー吉良 湊ーはふっと笑みを漏らした。
mirageの中でも最年少にあたる航海の面倒をずっと見てきたのが大也だからか、あの2人の作り上げた絆は誰よりも深い。
「大也、暖房少し弱めるから早くバナナ食べちゃってね。そんな事より銀河、OASISのハッキングは進んでる?」
信号が赤になったタイミングでそう尋ねると、
「…おう、OASISの全ての監視カメラは俺がハッキングした。武器貯蔵庫のパスワード解析も、このまま行くとあと20分で終わりそうだ」
助手席から、頼りがいのある言葉が返ってきた。
「流石天才ハッカー、頼もしいよ」



