(見つかった、んだ………)
一気に胸の仕えが取れた気がする。
ずっと、この日を待っていた。
展開が予想以上に早くて少し戸惑ってはいるけれど、湊さんが言うのだから間違いない。
何故琥珀の口から聞けないのか少し謎だけれど、きっと警察の人も犯人逮捕の為動いてくれているのだろう。
そうやって考えると、ここ数日に何故事情聴取が無かったか納得出来る。
単純に、犯人が分かったから事情聴取をする意味が無くなったのだ。
(良かった、…)
これで、殺された家族も少しは報われるだろう。
しかし、涙を拭きながらほっと胸を撫で下ろす私の耳に、彼の信じ難い一言が投下された。
「なんだけど、少々…というかかなり、厄介な事になってるんだ。このままだとどうなるか分からないんだけど、聞きたい、よね……?」
「…?」
(厄介な事って何、)
早く逮捕すればいいのに、何が厄介だと言うのだろう。
湊さんは気まずそうに黙ってしまって、私がその隣に座る仁さんを何気に見ると、彼は待ってましたとばかりに口を開いた。
「遠回しに話すのも面倒だから単刀直入に言うけど、君は今命を狙われてる。君には多額の…約2兆円の保険金が掛けられてるんだ。だから、谷川家の時も丸谷家の時も、犯人は…色々目的はあると思うけど、主に紫苑ちゃんだけを殺そうとした。お金を手に入れる為にね」
一気に胸の仕えが取れた気がする。
ずっと、この日を待っていた。
展開が予想以上に早くて少し戸惑ってはいるけれど、湊さんが言うのだから間違いない。
何故琥珀の口から聞けないのか少し謎だけれど、きっと警察の人も犯人逮捕の為動いてくれているのだろう。
そうやって考えると、ここ数日に何故事情聴取が無かったか納得出来る。
単純に、犯人が分かったから事情聴取をする意味が無くなったのだ。
(良かった、…)
これで、殺された家族も少しは報われるだろう。
しかし、涙を拭きながらほっと胸を撫で下ろす私の耳に、彼の信じ難い一言が投下された。
「なんだけど、少々…というかかなり、厄介な事になってるんだ。このままだとどうなるか分からないんだけど、聞きたい、よね……?」
「…?」
(厄介な事って何、)
早く逮捕すればいいのに、何が厄介だと言うのだろう。
湊さんは気まずそうに黙ってしまって、私がその隣に座る仁さんを何気に見ると、彼は待ってましたとばかりに口を開いた。
「遠回しに話すのも面倒だから単刀直入に言うけど、君は今命を狙われてる。君には多額の…約2兆円の保険金が掛けられてるんだ。だから、谷川家の時も丸谷家の時も、犯人は…色々目的はあると思うけど、主に紫苑ちゃんだけを殺そうとした。お金を手に入れる為にね」



