【短】君と、もう少し



そんな翌日の放課後。


私が委員会を終えて帰り支度をしていると、そこに淳太がやって来た。

でも、そこには私の知ってる淳太はいなかった。
ムッとした口元に歪められた眉間。
瞳の色は何処かくすんでいて、なんとなくギラギラしていて怖い。


「よぅ。遥…」

「あ、うん。なんか久しぶりだね」

「だな…」



会話の空気が重い。


淳太は、ずんずんと私の方に寄ってきて、値踏みするように、私を見る。


「変わるもんだな」

「え…?」

「俺といるより、そんなにアイツの方がいいわけ?」

「何、言って…?」


やばい…。


そう思った時にはもう遅くて。
私は、無理やり淳太の腕の中に閉じ込められて、口唇を奪われる寸前だった。