欠けてるあなたが大好きです。


水谷くんの言葉にわたしたちは

本部がある第2体育館の1階へ向かう。



本部には体育委員と思われる人と

男子バスケ部の元キャプテンである

3年生の先輩がいた。


「お、咲雪ちゃんじゃん。お疲れ。」


「えっと、確か…大ちゃん先輩!」



「名前覚えられてるとか…。

 クソ生意気な後輩もいいとこあるんだな…。」


「え?なんて言いました?」


小さな声で何か言ってるのはわかったけど、

内容は聞き取れなかった。



大ちゃん先輩はちょうど試合の結果を

本部に伝えに来たところみたい。