「諒くんは なんでわたしが呼ばれてるか知ってるの?」 「あぁ。 けどつづるさんがなんて言うかわかんねーから オレからはなんも言えねぇ。」 少し口角の上がった余裕のある表情。 きっと悪いことではないんだろうなぁ。 その後は煌友祭の話など 他愛のない会話をしてカフェにつく。 この時間なら誰もお客さんはいないだろう、と 諒くんと一緒にお店のドアを開ける。