【短】愛を語るよりも早く、その口唇を味わいたい。

部活のキャプテンとマネージャー。
その関係の中ではぴたりと息はあっているけれど、それ以外ではあまり接点のない2人。

こういう時、一個でも…年の差を感じてしまうのは、自分が子供だからかな…。


「彩姫ちゃんはさ、…最近凄くおしゃれさんになったよね?」

「え…?」

「なんかの心境の変化?それとも…誰か好きな人でも出来た?」


本当はもっとオブラートに包んで聞こうとしていたのに、思い切りストレートになってしまった。

これで、速攻「いる」とか言われたら、俺どうやって立ち直ろう?


そう考えていると、不意に彼女が立ち止まる。
だから、俺の自然と足を止めることになる。