タコは足二本を岸壁に残し、体の大半はズルズルと今にも海中に沈みそうである。
「食えるのか!」と驚きの声をあげたライアスは、急いでタコに向かい、ドラゴンの鋭い爪を引っ掛けてタコ足を引っ張る。
しかし巨大タコの重量を、ドラゴン一頭で引き揚げるのは無理なようだ。
「くそっ」と悔しげな声を漏らしたライアスは、納めたばかりの剣を抜くと、仕方なくタコ足二本の先っぽを斬り落とした。
大ダコはザブンと海に沈み、手に入れられたのはそれだけである。
(ああ、もったいない……)
タコ足に駆け寄って残念に思うミーナであったが、足先といっても両腕を回しても届かないほどに太く、長さは五メートルほどだ。
それが二本もあれば、充分だと思うべきであろう。
気持ちを切り替えたミーナは、ライアスにお礼を言ってから、「タコ焼きを作ろうと思います」と張り切った。
「これを丸ごと焼くのか?」と怪訝そうに問う彼に、詳しい説明をする。
「食えるのか!」と驚きの声をあげたライアスは、急いでタコに向かい、ドラゴンの鋭い爪を引っ掛けてタコ足を引っ張る。
しかし巨大タコの重量を、ドラゴン一頭で引き揚げるのは無理なようだ。
「くそっ」と悔しげな声を漏らしたライアスは、納めたばかりの剣を抜くと、仕方なくタコ足二本の先っぽを斬り落とした。
大ダコはザブンと海に沈み、手に入れられたのはそれだけである。
(ああ、もったいない……)
タコ足に駆け寄って残念に思うミーナであったが、足先といっても両腕を回しても届かないほどに太く、長さは五メートルほどだ。
それが二本もあれば、充分だと思うべきであろう。
気持ちを切り替えたミーナは、ライアスにお礼を言ってから、「タコ焼きを作ろうと思います」と張り切った。
「これを丸ごと焼くのか?」と怪訝そうに問う彼に、詳しい説明をする。


