そう言って立ち上がろうとしたミーナだが、腕を引っ張られてライアスの胸に飛び込んでしまった。
「行くなよ。お前が好きなんだ」
耳元に聞こえた彼の声は、いつもの淡々としたものではなく、男の色気を感じさせるような甘い囁きであった。
息をのんで目を見開き、ミーナは驚きのあまりに返事ができないでいる。
するとライアスが咳払いをして、恥ずかしそうに言い直す。
「俺は、ミーナの料理が好きなんだ……」
「あ……料理が、ですね。はい、ありがとうございます。私もライアスさんが美味しそうに食べてくれる姿が大好きです」
ホッとしたような残念なような心持ちでいるミーナと、彼女を離して横を向き、赤い顔を隠そうとしているライアス。
そんなふたりを観察しているマッキオとエルネが、呆れたように言う。
「うぶすぎて、進展しそうにないふたりね」
「俺っち、まだ諦めないでいい感じ?」
「どうかしら。チャラさを直せば、可能性はあるかもしれないわね」
「行くなよ。お前が好きなんだ」
耳元に聞こえた彼の声は、いつもの淡々としたものではなく、男の色気を感じさせるような甘い囁きであった。
息をのんで目を見開き、ミーナは驚きのあまりに返事ができないでいる。
するとライアスが咳払いをして、恥ずかしそうに言い直す。
「俺は、ミーナの料理が好きなんだ……」
「あ……料理が、ですね。はい、ありがとうございます。私もライアスさんが美味しそうに食べてくれる姿が大好きです」
ホッとしたような残念なような心持ちでいるミーナと、彼女を離して横を向き、赤い顔を隠そうとしているライアス。
そんなふたりを観察しているマッキオとエルネが、呆れたように言う。
「うぶすぎて、進展しそうにないふたりね」
「俺っち、まだ諦めないでいい感じ?」
「どうかしら。チャラさを直せば、可能性はあるかもしれないわね」


