ようこそ異世界レストランへ~食材召喚スキルで竜騎士とモフモフ手懐けます~

残り少なかったライアスの魔力は、黒魔導師との戦いによって使い切ってしまったのだと説明し、ミーナは涙に咽ぶ。


「ライアスさんに、もっと私の料理を食べてもらいたかった。まだ召喚していない食材がたくさんあるんです。ライアスさんが好きなデザートの種類も、これから増やしていこうと考えてるのに、死んでしまったらなにも食べてもらえないじゃないですか!」


ライアスの顔を胸にひしと抱きしめて、ミーナは泣きじゃくる。

そんな彼女を挟むようにしゃがんだ竜騎士ふたりは、顔を見合わせ苦笑した。


「ミーナちゃん、盛り上がっているところ、言いにくいんだけど」と声をかけたのはマッキオで、その後に続けてエルネが「ライアスは生きてるわよ」と言った。


「え……?」

「おい、目を開けろよ、むっつりスケベ。ミーナちゃんの胸に顔を埋めて、なに喜んでんだよ。俺っちが、一発お見舞いしちゃうよ?」