ようこそ異世界レストランへ~食材召喚スキルで竜騎士とモフモフ手懐けます~

(ミーナさん……怠け者だったんだ)


美奈が謝るのもおかしな気がしたが、取りあえず「今まで怠けてごめんなさい」と頭を下げたら、お腹がグウと鳴った。


「あっ……」


かなり大きな音だったので、恥ずかしさに頬を熱くした美奈がお腹を押さえれば、ジモンとアマンダが笑う。


「高熱にうなされていた三日間、水しか飲んでいなかったんだから無理はない。まずは食べよう。わしも腹が減った。働くのはそれからだな」


美奈は食べることも好きである。

「はい!」と元気に返事をし、この世界ではどんな美味しい料理があるのだろうと、ワクワクとした興味が湧き上がるのであった。


両開きの扉を開けた店内に入れば、奥へと長く空間が広がっている。

天井はドーム型で、壁は白塗り。

壁掛けランプは、外灯と同じようにガラスの中に玉石が入っていて、それが火を噴いていた。


艶やかな木目のテーブルは、どれも四人掛けで、五十ほどあるだろうか。

八割の席が埋まっていて、夕食時ということもあり、なかなかの盛況ぶりである。