ライアスがいなかったら、アイスクリームの屋台は出せなかったので、ミーナは心から感謝している。
そして、「美味しいですか?」と問いかけても頷くのみで、返事もできないほど夢中で食べている彼に、胸をときめかせていた。
(どうしてかな。ライアスさんの食べる姿を見ていると、ドキドキして胸が苦しい……)
すっかり食べ終えた彼らとミーナが、そのまま立ち話をしていたら、時刻は花火開始の十分前になる。
「そろそろ花火やりに行くか」とマッキオが伸び上がって言い、エルネが「そうね」と長い髪を払った。
「皆さん、よろしくお願いします」
微笑んで竜騎士たちを見送ろうとしたミーナだが、ジャンポールがマッキオの肩に飛び移ったのを見て首を傾げた。
ジャンポールの定位置は、ライアスの肩の上である。
それなのに今日はどうしてマッキオなのかと不思議に思っていたら、エルネが苦笑して言った。
「ライアスは置いていくわ。花火は私たち三人と他の班の竜騎士十人で打ち上げることになっているのよ」
「ライアスさんは火炎の魔術を扱えないんですか?」
「ううん、そうじゃないけど……」
そして、「美味しいですか?」と問いかけても頷くのみで、返事もできないほど夢中で食べている彼に、胸をときめかせていた。
(どうしてかな。ライアスさんの食べる姿を見ていると、ドキドキして胸が苦しい……)
すっかり食べ終えた彼らとミーナが、そのまま立ち話をしていたら、時刻は花火開始の十分前になる。
「そろそろ花火やりに行くか」とマッキオが伸び上がって言い、エルネが「そうね」と長い髪を払った。
「皆さん、よろしくお願いします」
微笑んで竜騎士たちを見送ろうとしたミーナだが、ジャンポールがマッキオの肩に飛び移ったのを見て首を傾げた。
ジャンポールの定位置は、ライアスの肩の上である。
それなのに今日はどうしてマッキオなのかと不思議に思っていたら、エルネが苦笑して言った。
「ライアスは置いていくわ。花火は私たち三人と他の班の竜騎士十人で打ち上げることになっているのよ」
「ライアスさんは火炎の魔術を扱えないんですか?」
「ううん、そうじゃないけど……」


