そんな会話を交わして、タコ焼きを受け取った伯爵は足取り軽く去っていき、ミーナは花火が気になりだした。
この催しのために広場に設置した大きな時計は、十八時三十分を差しており、花火を打ち上げるのは十九時の予定である。
この世界には存在しなかった花火を、どうやって打ち上げるのかと言えば、竜騎士たちの魔術を使うのだ。
火炎の魔術は竜騎士の大半が扱えるそうだ。
ミーナが花火について相談した時、氷石を作ることには協力してくれなかったジャンポールも、アーモンドやピーナッツ、ピスタチオなどのミックスナッツと引き換えに、快く引き受けてくれた。
ただし、これが花火だというイメージをイラストに描いて説明しただけなので、日本にあるような打ち上げ花火になるのかはわからない。
タコ焼きを焼きつつ、あと三十分だと時間を気にしていたら、屋台の前をライアスたち竜騎士の四人が通りかかった。
両手にどっさりと屋台料理を抱えた彼らに、ミーナは目を瞬かせる。
外国から船に乗った客人が多く訪れるイベント中は、いつもより近海と湾岸警備に多くの人員を割くと言っていた。
ライアスたちも忙しいはずだ。
昨日は終わり頃に少し顔を出すことができたが、今日は確か、朝から夕方まで警備で、その後はすぐに花火の打ち上げがあるから、食べてる暇がないと嘆いていたというのに。
この催しのために広場に設置した大きな時計は、十八時三十分を差しており、花火を打ち上げるのは十九時の予定である。
この世界には存在しなかった花火を、どうやって打ち上げるのかと言えば、竜騎士たちの魔術を使うのだ。
火炎の魔術は竜騎士の大半が扱えるそうだ。
ミーナが花火について相談した時、氷石を作ることには協力してくれなかったジャンポールも、アーモンドやピーナッツ、ピスタチオなどのミックスナッツと引き換えに、快く引き受けてくれた。
ただし、これが花火だというイメージをイラストに描いて説明しただけなので、日本にあるような打ち上げ花火になるのかはわからない。
タコ焼きを焼きつつ、あと三十分だと時間を気にしていたら、屋台の前をライアスたち竜騎士の四人が通りかかった。
両手にどっさりと屋台料理を抱えた彼らに、ミーナは目を瞬かせる。
外国から船に乗った客人が多く訪れるイベント中は、いつもより近海と湾岸警備に多くの人員を割くと言っていた。
ライアスたちも忙しいはずだ。
昨日は終わり頃に少し顔を出すことができたが、今日は確か、朝から夕方まで警備で、その後はすぐに花火の打ち上げがあるから、食べてる暇がないと嘆いていたというのに。


