ようこそ異世界レストランへ~食材召喚スキルで竜騎士とモフモフ手懐けます~

打ち上げ花火はどうすれば作れるのかわからないから、それは御歳百二歳の物知りなジャンポールに相談してみようと思う。

できなければ、屋台のみでもいいだろう。


「ルーブルだけじゃなく、街中の飲食店の方々にも屋台を出してもらうんです。街のイベントとして、みんなの力で作り上げるワインガーデンを、やってみませんか?」


ミーナが張り切って提案したことに、マンチェスター伯爵が興奮気味に喜んだ。

立ち上がった伯爵が、ミーナに拍手して賛辞を送る。


「さすがはバルバストルに料理革命をもたらした娘だ。実に素晴らしい。ぜひとも実現させようじゃないか。それが成功を収めたら、定期的に開催してもよいな。まさしく人を呼び込むよい計画だ」


両親とザックも感心したようにミーナを見て、ワインガーデンに賛同してくれる。


「すぐに動き出そう。他の店の店主を集めて、説明会を開かないといけないな」

「忙しくなりそうね」

「会場設営には市場の人たちにも協力してもらおうぜ。やるなら大きく派手に。必ず成功させてやる」