ようこそ異世界レストランへ~食材召喚スキルで竜騎士とモフモフ手懐けます~

おにぎり屋の今後の営業について考えつつ、ミーナは外に出てクローズの札をドアにかける。

すると、「もう閉店するのか?」と誰かに声をかけられた。


「そうなんです。ありがたいことに完売しまして、すみませんがまた明日お越しーー」


そう言いながら振り向いたミーナは、ポッと頬を火照らせる。

後ろに立っていたのはライアスだったのだ。

さらにその後ろには、マッキオとエルネがいて、ジャンポールはライアスの肩にのっていた。


「ライアスさん、皆さん、来てくださったんですね!」とミーナが声を弾ませれば、「気になったんだ」と相変わらずのクールな表情でライアスが答えた。


壁を塗ったりドアを直したりといったこの店舗の改装に力を貸してくれたのは、ミーナの父と兄と、彼ら竜騎士四人であった。

おかげで改装費用を随分と安く抑えられ、とても感謝している。

オープン初日の営業を気にかけて様子を見に来てくれたのも、ありがたいことだ。