それから四十分ほどして、お弁当を入れた大きなバスケットを腕にかけ、ミーナは息を弾ませ港へ着いた。
ふたりの姿を探して歩けば、西側にそびえ立つ灯台の下で見つけた。
少年は灯台の石壁に背を預け、海の方を向いて膝を抱えている。
ライアスはその横で腕組みをして立ち、監視するように無言で見下ろしていた。
その手にはテイクアウトのタコ焼きがないので、注文した竜騎士がここまで取りに来たと思われる。
「お待たせしました」
ミーナがふたりに駆け寄れば、ライアスには「ああ」と淡白な返事をされ、少年には睨まれた。
大人しくしているところを見ると、ライアスからは逃げられないと悟ったようだが、まだ反抗的な目つきである。
それでもミーナは、少年の隣に寄り添うように腰を下ろすと、笑顔で話しかけた。
「お弁当、作ってきたよ。お腹いっぱい食べてね」
ふたりの姿を探して歩けば、西側にそびえ立つ灯台の下で見つけた。
少年は灯台の石壁に背を預け、海の方を向いて膝を抱えている。
ライアスはその横で腕組みをして立ち、監視するように無言で見下ろしていた。
その手にはテイクアウトのタコ焼きがないので、注文した竜騎士がここまで取りに来たと思われる。
「お待たせしました」
ミーナがふたりに駆け寄れば、ライアスには「ああ」と淡白な返事をされ、少年には睨まれた。
大人しくしているところを見ると、ライアスからは逃げられないと悟ったようだが、まだ反抗的な目つきである。
それでもミーナは、少年の隣に寄り添うように腰を下ろすと、笑顔で話しかけた。
「お弁当、作ってきたよ。お腹いっぱい食べてね」


