最初に惹かれたのも。
告白したのも。
デートに誘ったのも…。


その他も色々。


精一杯の勇気を出して誘ったのは私の方で。


結構、限界なんですけど?

ていうか、そろそろそっちからかっさらってくれたっていいじゃない?


不満は、それだけ。


祐希は、私にとって一番。

だって、じゃなゃ嫌でしょう?

それくらい同じように思ってくれてるでしょう?


あたしは、一つ熱い吐息を吐くと、しゅるりと制服のリボンを解いた。