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『そんな昔のこと、よく覚えてるな。

 はやく忘れてくれ。頼む!』



と書こうとして、手を止めた。



首をかしげる。


違和感。



のどの奥に、魚の骨が引っかかったような気分。




何かがおかしい。


読み返す。


いたって普通だ。






帰りの会、悪行を一方的に責め立てられる。

あの恐怖、あの苦行。






いや、違う。

何かがおかしい。




でも、なんだ?



どこが違う。


かけ違えたボタンのまま服を着たような、居心地の悪さ。













ーーーーー今にして思えば、



この時に気付けていたら、

あんな手遅れなことにはならなかっただろう。





でも、手遅れになってしまった。



かけ違えたボタンを直せないまま、進んでしまった。








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