「ずっとしお対応してたのも、瑞生の気を引きたかったからだよ」
と少しだけ早口で言われた。
「ねぇ、千都。顔、見たい」
「ダメ。今すっごい変な顔してるから」
「それでも見たいの!」
「…ドS」
とんっと千都の胸元を押すと、抱き締められていた腕は簡単に離れて、真っ赤な顔をしてる千都を見ることが出来た。
「…かわいい」
「それ、ほめてない」
ふいっと顔を背けるけれど、耳まで真っ赤にした千都になんとも言えない愛しさがこみ上げてきてしまう。
「ふふっ。千都ー…好き」
「知ってる。バカ瑞生」
そんな会話を繰り返して、手を繋いで最後は微笑んだ。
しお対応の意地の張り合いは、全部好きの裏返し。
こんなにも好きが甘いとは知らなかった。
だから、今日から私は素直になってみようと思った。
「千都、好き」
「…その笑顔は反則!」
ほら、2人。
こんなにも近い距離でこのまま歩いていけるから…。
キミのためにここにいるんだ……。
Fin.
と少しだけ早口で言われた。
「ねぇ、千都。顔、見たい」
「ダメ。今すっごい変な顔してるから」
「それでも見たいの!」
「…ドS」
とんっと千都の胸元を押すと、抱き締められていた腕は簡単に離れて、真っ赤な顔をしてる千都を見ることが出来た。
「…かわいい」
「それ、ほめてない」
ふいっと顔を背けるけれど、耳まで真っ赤にした千都になんとも言えない愛しさがこみ上げてきてしまう。
「ふふっ。千都ー…好き」
「知ってる。バカ瑞生」
そんな会話を繰り返して、手を繋いで最後は微笑んだ。
しお対応の意地の張り合いは、全部好きの裏返し。
こんなにも好きが甘いとは知らなかった。
だから、今日から私は素直になってみようと思った。
「千都、好き」
「…その笑顔は反則!」
ほら、2人。
こんなにも近い距離でこのまま歩いていけるから…。
キミのためにここにいるんだ……。
Fin.



