いろいろな意味でドギマギしていると、後ろにいた男性の笑い声が聞こえてそっちへと視線が行く。
「すげー過保護じゃん、心配性だなー」
「誰のせいだと思ってるんだよ」
「はいはい、ちょっとナンパしたくらいで怒るなよー」
流川くんは変わらず呆れた感じだったけれど、なんだかんだ仲が悪いようには見えない。
友達っていうのは本当だったんだ……
2人を見ていると、何故か麻妃のことを思い出して会いたくなっちゃうな。
微笑ましく思って見ていると男性とぱちっと目が合う。
「で、君の名前は凛月ちゃんっていうんだ?オレは金城 潤。よろしくね」
「佐藤凛月です、よろしくお願いします」
ぺこりとお辞儀をすると「いい子だね、かわいいねー」と笑われて緊張してしまう。
悪い人じゃないんだろうけれど、このノリに慣れるには時間がかかっちゃいそうだな……
「その月のイヤリングも似合ってるね」
「あ、これは流川くんが……わっ」
金城さんが私のイヤリングに触ろうとしたのか手を伸ばすと、拒むように後ろへ腕を引っ張られる。
不思議に思って腕を掴んだ相手を見上げると、その人も私と同じように驚いた様子だった。
「すげー過保護じゃん、心配性だなー」
「誰のせいだと思ってるんだよ」
「はいはい、ちょっとナンパしたくらいで怒るなよー」
流川くんは変わらず呆れた感じだったけれど、なんだかんだ仲が悪いようには見えない。
友達っていうのは本当だったんだ……
2人を見ていると、何故か麻妃のことを思い出して会いたくなっちゃうな。
微笑ましく思って見ていると男性とぱちっと目が合う。
「で、君の名前は凛月ちゃんっていうんだ?オレは金城 潤。よろしくね」
「佐藤凛月です、よろしくお願いします」
ぺこりとお辞儀をすると「いい子だね、かわいいねー」と笑われて緊張してしまう。
悪い人じゃないんだろうけれど、このノリに慣れるには時間がかかっちゃいそうだな……
「その月のイヤリングも似合ってるね」
「あ、これは流川くんが……わっ」
金城さんが私のイヤリングに触ろうとしたのか手を伸ばすと、拒むように後ろへ腕を引っ張られる。
不思議に思って腕を掴んだ相手を見上げると、その人も私と同じように驚いた様子だった。



