―もっと、刺激的な恋を。―

保育園からの幼なじみで家も隣同士 家族もみんな仲良し そんな、幼なじみのテンプレートみたいな関係。 だけど 君が私の隣でどんどんかっこよくなっていくから 「えっとつまり、好き？なんだよね瞬のこと！」 焦って告白、しちゃいました。 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 まだ恋をよくわかってない系女子 立本 希帆 × 片思い拗らせ系溺愛男子 日高 瞬 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 私と瞬だから、恋人になっても 今までと変わることないって思ってた。 だけど―― ふたりで過ごす甘い空気も 愛しいものを見つめる瞳も 触れる唇の熱い感触も こんなの全部、知らなかったのに。 「他の男に余所見できないくらい俺に堕ちて、 トリコになって」 ねえ、君をトリコにする方法を教えて。

たとえば 言葉にできないから メロディーに歌詞をのせて歌うように。 たとえば この世界の誰かひとりを救いたいがために 本を書くように。 俺は君にこの気持ちを伝えるため 一枚の絵を描いた。 ︙ ： ‪✩ 「私、この絵が好きなの！」 ‪ ✩ ： ⋮ 君はいつだって季節外れだ。

『明けない夜なんてない』 なんて言うけれど、私にはそう思えなかった。 ずっと辛くて苦しい今から逃げ出したかった。 「じゃあ、2人で逃げようか」 そんな提案をしてくれたのは、学校で人気者の 君だった。 「絶対に凛月を連れ去るから」 憂鬱だった夏休み、私は彼と現実逃避の旅に出る。 ☽︎‪︎.*·̩͙‬ どうか、あなたの夜が明ける日が来ますように。