「ま、まあ、そういうこともあるさ!」
く、口笛なんかふいてみちゃったりして。
ヒュルルーって。……これが余計まずかったのかも。
キョンは、眉間にシワを寄せて、しかも、目まで細めちゃって俺をじーっと見つめる。
「そんなことってどういう事よ」
ま、まいったなぁ。
キョンが悲しそうな顔するから、俺、検索の時点でテンパっちゃったのかも。
いつもなら、たっしー口調に変換するのに、頭の中、記憶のページをそのまま読んじゃったじゃんかあ。
「俺のね、頭、欠陥品なの。
昨日言ったでしょ?」
キョンちゃん……、真顔はやめようよ。うう。視姦されてる気分だわ。
「欠陥品?
欠陥品どころか頭良さそうだったわよ、さっきの口調。
まるで、普通の人みたいだったわ」
「キョンちゃん、一言多いんじゃない? まるで俺がオカシな人みたいな言い方ね」
「合ってるじゃないの」
ぎゃふん。
でも、この調子。
少しずつ話題を変え――
「まあ、どうだっていいわ。
たすくさんの頭がどうでも、私には関係ないもの」
――ビミョー。関係ない、ですってよ、奥さん。
これってたっしー的にどうなのよ。いいの? 悪いの?
く、口笛なんかふいてみちゃったりして。
ヒュルルーって。……これが余計まずかったのかも。
キョンは、眉間にシワを寄せて、しかも、目まで細めちゃって俺をじーっと見つめる。
「そんなことってどういう事よ」
ま、まいったなぁ。
キョンが悲しそうな顔するから、俺、検索の時点でテンパっちゃったのかも。
いつもなら、たっしー口調に変換するのに、頭の中、記憶のページをそのまま読んじゃったじゃんかあ。
「俺のね、頭、欠陥品なの。
昨日言ったでしょ?」
キョンちゃん……、真顔はやめようよ。うう。視姦されてる気分だわ。
「欠陥品?
欠陥品どころか頭良さそうだったわよ、さっきの口調。
まるで、普通の人みたいだったわ」
「キョンちゃん、一言多いんじゃない? まるで俺がオカシな人みたいな言い方ね」
「合ってるじゃないの」
ぎゃふん。
でも、この調子。
少しずつ話題を変え――
「まあ、どうだっていいわ。
たすくさんの頭がどうでも、私には関係ないもの」
――ビミョー。関係ない、ですってよ、奥さん。
これってたっしー的にどうなのよ。いいの? 悪いの?



