雨の日の裏庭で。

しばらくまっていると、彩誠も出てきた。


周りにいたチームメイトたちに手を振って、私の所にかけてきた。


「おっ!彩誠彼女?めッちゃ可愛いじゃん。」


「彼女じゃなくて、幼なじみ。一緒に帰る約束したから待っててもらったの。雨花、帰ろ。じゃあな、ウミ。」


「うん。」


しばらく無言で歩いていた。


すると彩誠が口を開いた。


「雨花、好きな人っているの?」


「へっ?何で?」


いつにもなく真剣な顔をする彩誠。