裏庭が雨之瀬君との秘密の場所になって1週間になる。
だいたいいつも放課後になって行くと雨之瀬君はいる。
いつ聞いても「暇だから」だって。
私は紫陽花が見たいだけなのに。
邪魔しないでほしい。心のそこから。
「最近詩之川さんと雨之瀬仲いいよね。」
「えー!うそっ!あたし雨之瀬君ねらってたのに・・・。」
「麻鈴なら大丈夫だって!!」
教室に入ろうとしていた足を止める。
「雨花ちゃんより麻鈴のほうが可愛いよね。しかもつりあってないし。」
「そんなことないよぉ。お花が好きであんな純粋な子モテるじゃん!」
「見た目麻鈴のほうが可愛いもん。告っちゃいなよぉ。」
だいたいいつも放課後になって行くと雨之瀬君はいる。
いつ聞いても「暇だから」だって。
私は紫陽花が見たいだけなのに。
邪魔しないでほしい。心のそこから。
「最近詩之川さんと雨之瀬仲いいよね。」
「えー!うそっ!あたし雨之瀬君ねらってたのに・・・。」
「麻鈴なら大丈夫だって!!」
教室に入ろうとしていた足を止める。
「雨花ちゃんより麻鈴のほうが可愛いよね。しかもつりあってないし。」
「そんなことないよぉ。お花が好きであんな純粋な子モテるじゃん!」
「見た目麻鈴のほうが可愛いもん。告っちゃいなよぉ。」