雨之瀬君だ。


「おい真澄。早朝デートなんかするわけないだろ。」


「「わっ!」」


いきなり後ろにあらわれた南谷君。


「おはよ、雨之瀬君、南谷君。」


「「おはよ。」」


「・・俺邪魔か。先行くわ。」


そういって南谷君は行ってしまった。


「おーありがとー。」


お礼を言う、雨之瀬君。


「なあ雨花。前言ったこと・・・テストの時のこと、覚えてる?」


たしか・・・


(今度意味、教えてやるからそれまでに考えとけよ。)