雨の日の裏庭で。

{ま、それは雨花しだい。ふあぁ・・。あたし眠いから寝るね。おやすみ。}

「おやすみ。おそくにごめんね、ありがと。」

・・私しだい、か。

彩誠のこと、大切だけど、それは雨之瀬君とは違う意味で。

彩誠のこと、好きだけど、それは雨之瀬君とは別の好きで。

私はでも、彩誠のこと、許せない。

雨之瀬君を追い払ったから。

今、雨之瀬君の気持ちが分かった気がした。

(ちっちゃいころから見てると恋愛対象に思えないんだよね。)

私もそうだなって思った。ちっちゃいときはそんなの興味ないし、信じられなかったから、幼なじみで、それ以上の感情や気持ちを持たなかった。

いや、持てなかった。