「雨花っ!」

角を曲がったところでまた、彩誠とあった。

「彩誠・・?」

「こいつ、誰?」

ひややかな視線を雨之瀬君に向ける。

「雨之瀬 真澄。雨花と同じクラス、隣の席です。」

「俺は暁 彩誠。雨花の幼なじみ。明星高校の1年。」

バチバチしている2人(一瞬火花見えたよ?!)。

「雨花、帰ろうぜ。」